40代以降になって、痩せにくいな・太りやすくなったなと感じることはありませんか?
年齢を重ねてから、痩せたい・スタイルを良くしたい・お腹やおしりを引き締めたいと思うなら、気を付けるべきポイントがあります。
40歳を超えて焦る思いから、日々のダイエットにやみくもに取り組んだとしても、やっていることが実は逆効果なんてことも…。
以下の項目の中で「やってしまってるな…」と、もし当てはまっていることがあるなら、この記事を読んだことをチャンスととらえて、ぜひご自身の状況を見直してみてくださいね!
野菜の代わりとして野菜ジュースを飲む

健康を意識するなら「野菜を食べたい!」と思うけど、仕事や家事など日々忙しくて食べるのが難しいと感じる方がいらっしゃるかもしれません。
そんなときに代用品として思いつくのが、手軽に手間なく飲むことができる「野菜ジュース」ですよね。
厚生労働省が推進する1日の野菜摂取目標量は、350g以上とされています。
※野菜、食べていますか? | e-ヘルスネット(厚生労働省)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-03-015.html
野菜の種類によって違うかもしれませんが、それでも両手山盛り以上のサラダの量に匹敵する野菜を毎日食べ続けることは、至難の業といえるでしょう。
そんなにたくさんの野菜を食べることは無理…ということで、野菜のジュースに頼ることを思いつく方も多いかと思います。
ただし野菜のジュースは製造過程でビタミンが壊れたりする可能性や、飲みやすくするために甘味の強い糖分を摂りすぎることになる可能性も高く、期待していた野菜の栄養が不十分になることも考えられます。
また、野菜に含まれる食物繊維は「ベジファースト効果」が期待できるといわれていますが、野菜のジュースでは栄養が不十分なため太りにくくなるベジファースト効果は期待できません。
残念ですが「野菜ジュース」は野菜の代わりになれるとはいえず、ダイエットに不向きだと考えられます。
お腹が空いていないのに何回も間食をしてしまう

仕事や家事が一段落するとほっと一息、何となく手が伸びてしまうお菓子などの間食。
食欲を満たすために食べたいほどではないけど、ついつい食べてしまっている、ということはありませんか?
例えばビスケット2枚とチョコレート1/4枚を1日3回毎日食べていると、1か月間で合計すれば脂肪約1kg分、カロリーにして約7200kcal分になってしまいます。
小さなカロリーもどんどん積み重ねていけば、いつの間にか余分な脂肪を増やしてしまう原因になっている可能性が高いです!
逆に適度な空腹状態は、脂肪が燃えやすいタイミングだといわれています。
それでも何か食べたいなと感じた時は、血糖値が上がりにくいナッツ類やチーズなどを間食にしてみるのもおすすめです。
夜21時以降に夜食として何か食べてしまう

お風呂上がりの冷たいアイスクリーム、おつまみを食べながら冷えたビールをグイッと飲み干す…。
このようにして、寝る直前まで胃を働かせてしまっていませんか?
夜間は昼間よりエネルギーの効率がよくないといわれています。
よって夜間は、脂肪を蓄積しやすい状態だといえます。
食べた後は目が冴えやすくなってしまうので睡眠時間にも影響が出てしまい、睡眠の質も下がってしまいます。
睡眠の質が下がってしまうことは、痩せることにも関係してくる成長ホルモンの分泌にも影響が出てしまい、ダイエットにはマイナスだといえるでしょう。
生活環境にもよりますが、できれば就寝2~3時間前までに食べることは終えて、睡眠の質向上を目指したいところです。
基本的に朝食を食べない

普段、朝食は食べずにコーヒーだけで済ましている、という方がいらっしゃるかもしれません。
しかし朝食を摂ることは栄養バランスを整えるだけでなく、ダイエットにも効果的な習慣だといえます。
特に朝食から納豆や魚・卵などで「タンパク質」をしっかり摂ると、一日に必要なタンパク質の量にも貢献しますし、痩せやすい体づくりに効果的です。
脂肪を燃やすための基礎代謝量向上、食欲のコントロールや良質な睡眠を得るためにも、朝のタンパク質摂取をぜひ意識していきましょう。
今注目されているのは、ベジファーストよりもプロテインファーストです。
タンパク質から先に食べると、血糖値が上がりにくくなるといわれています。
今まで朝食を摂る習慣がなかったのなら、まずはドリンクの形状でタンパク質が手軽に摂れる、無調製豆乳やプロテイン(ソイプロテインがおすすめ)などを活用してみるのもおすすめです。
ダイエットサプリメントに頼りきってしまう

「楽に痩せられる」という方法を求めて、ダイエットサプリメントを飲むことのみでダイエットをしてしまうケースをお聞きすることがあります。
しかしカロリー計算や栄養バランスなど考えずにサプリメントに頼るだけでは、筋肉量を落としたり基礎代謝量が減るなどしてダイエットの効果が得にくいどころか、健康被害を伴う危険なケースさえも考えられます。
サプリメントはあくまでも栄養補助食品、つまり役割としては「食生活の主役である食事の補助としての栄養摂取」です。
サプリメントは食事で摂ることが難しい栄養素、または食事だけでは不足してしまう栄養素をバランスよく補う目的で、身体に安全かつ効果的なもの、さらには生活費に見合った適切なコストの商品を選ぶことが、身体にもお財布にも優しく、ダイエットにも役立ちます。
もしご自身だけで判断が難しい場合は、サプリメントについて正しい知識を持っている専門家に相談しましょう。
コメント